とにかく写りの良いカメラがほしい人に! 日本初の中判ミラーレス、富士フイルム「GFX 50s」(ITmedia LifeStyle) [ニュース]
https://rdsig.yahoo.co.jp/rss/l/headlines/prod/zdn_lp/RV=1/RU=aHR0cHM6Ly9oZWFkbGluZXMueWFob28uY28uanAvaGw_YT0yMDE3MDMzMC0wMDAwMDA5OS16ZG5fbHAtcHJvZA--
日本初の中判ミラーレス一眼の登場である。
APS-CサイズのXシリーズを展開してきた富士フイルムはその画質に定評があり、「フルサイズはやらないの?」と問われてきたわけだが、一足飛びにさらにでかいセンサーのGFXシリーズを投入したのだ。
左がAPS-CサイズのX-T2、右が中判サイズのGFX 50s。これだけサイズが違う
今回は「中判ってナニ?」って人に向けて(わたしも中判のフィルムは使ったことないし)、GFX 50sをレビューするのである。
結論をいっちゃうと、これがスゴかった。なんといっても写りがスゴいのである。
センサーサイズがこんなに違う中判デジカメの迫力
フィルム時代からカメラを使ってる人なら「中判」でピンとくるだろうけど、そうじゃない人は知らないよね。まあ、センサーサイズが35mm相当(いわゆるフルサイズ)よりずっと大きいのだ。
どのくらいデカいのか。
同じ富士フイルムのX-T2と比べて見た。
X-T2はAPS-Cサイズなので面積的には35mmフルサイズより小さい。いわゆるフルサイズのセンサーは両者の中間くらいと思っていい。
一目瞭然(りょうぜん)ですな。センサーサイズもマウント径も全然違う。同じメーカーのミラーレス機でボディデザインのテイストが似てるだけに、大きさの違いがよくわかる。
ちなみに左のX-T2は約2430万画素。右のGFX 50sは約5140万画素。面積では4倍弱、画素数では2倍強の差があるわけで、当然画素サイズもGFX 50sの方がデカい。
ボディの重さはEVF装着時で約920gと35mmフルサイズフラッグシップ機と比べるとずいぶん軽いのであるが、レンズが太くて重い(センサーがでかければ当然レンズ径もでかくなるから)せいか、ずっしりと感じる。
センサーがデカいと写りはどう違うのか。32-64mm F4のズームレンズでいつものガスタンクを撮ってみた。
中央部を等倍で切り取ったのがこちら。
これだけちゃんと解像してる。
すごい。桜の木でも見てみよう。
早咲きの桜が咲いてた(すでに満開過ぎてた)のでちょっと引いて全体を撮ってみたのがこちら。
中央を等倍で切り取った。
桜を引いて撮るときってかなり解像感のあるカメラとレンズじゃないとディテールがきれいに出ないのである。これなら花びらまでちゃんと解像してる。
一度この絵を見ちゃうとかなりヤバい。
いつもの人物写真を。
この描写力はすごい。顔をアップで撮らないで、とかいわれそう(いや実際にいわれた)。
被写界深度がすごく浅いのでフォーカスには注意すること。ちゃんと瞳に合わせるべし(って、瞳AFを使ったのだけど)。
で、手ブレ補正はついてないので、手ブレにも注意。
5000万画素もあれば僅かな手ブレが画質に影響を与えるのだ。
感度を上げちゃうか、しっかり三脚を使って撮りたい。
これは新宿の夜景をISO1600で手持ちで撮影。ギリギリって感じ。
スローシャッター時はカメラを固定すること。
一眼レフのようなミラーの動きがないし、ボディに重量がある分思ったよりは安定するが、凝視しないと分からないような微細なブレが画質に影響するのでそこは注意。手ブレしない達人でない限り、手持ちならシャッタースピードを速めに維持したい。
シャッターは1/4000秒まで。フォーカルプレーンシャッターだが、先幕電子シャッターと電子シャッターも用意されている。先幕電子シャッターの方が少し手ブレしづらい。
電子シャッターはもっと手ブレしづらいし最高で1/16000秒まで上げられるが、センサーサイズが大きいのでローリングシャッター歪みもでかい。用途を考えてって感じだ。
ISO感度はISO100から12800が標準。さらに拡張モードとして下はISO50、上はISO102400まで上げられる。
まあざっとISO6400までは常用できそうだ。
着脱式ファインダーと縦横チルト式モニター
構えてみると、センサーやレンズが大きいためずんぐりとしてて重みがあり、奥行きもあり、普通のデジタル一眼とは違うな、という重厚感がある。
普段はこんな感じ。
ファインダーが飛び出ないので収納性は高いが、手持ちで撮影するならファインダーは必須だ。ボディが重いため、ファインダーをしっかりのぞいた方が安定して撮れる。
そんなときは着脱式ファインダーの出番だ。EVFが付属するのである。
EVFの着脱はこんな感じ。
まあ気軽に持ち歩いてスナップを撮るカメラではないけれども。
ファインダーは大きくて見やすい。
背面モニターは上下チルトに加えて、X-T2で採用された横方向へのチルトにも対応。
三脚を使うときは背面モニターが両方向へチルトした方が無理な姿勢で画面をのぞき込まなくていいので便利。そういう用途がメインだろう。3.2型と大きな画面は約236万ドットと高精細でタッチパネルを搭載している。
操作系は同社のX-Pro2やX-T2をベースにしているが、そもそもターゲットもボディサイズも異なるため、そのままではない。
上面右肩には液晶モニター。電源オフ時は残り撮影枚数が、撮影時は撮影情報が表示される。バックライト付き。
これがあるため露出補正ダイヤル(の置き場所)はなく、露出補正ボタン+背面のダイヤルで行う。ボディが大きい分ボタンを押しながら回すのは慣れないとちょっと大変。
絞りはレンズの絞りリング。左肩にはISO感度、右肩にはシャッタースピードという構成だ。
背面にはフォーカスポイント用のジョイスティックを搭載。これでAFポイントを動かせる。AF枠はサイズも自在に変更可能。
AFは普通のミラーレス一眼と同等で、像面位相差AFを使った同社のX-T2やX-Pro2ほどではないがストレスはない。
ボタンが遠くて指が届きづらいことはあるが、基本的にミラーレス一眼の感覚で使用可能だ。
メディアはSDカードスロット×2。
バッテリーは専用の大きなものを横から出し入れする。三脚を使って撮影することを考えるとバッテリースロットは横にあった方がいい。
さらに側面にはUSB 3.0コネクター、マイクやリモートレリーズ用などインタフェースが集中している。
100万円コースだけど素晴らしいカメラ
で、GFX 50sはカメラとしてどうなのか、というと、素晴らしいカメラである。ずっしりして存在感があって、何より写りがいい。
解像感が高いとか、高感度に強い以上に、階調が柔らかくて滑らかで豊かなのである。
レンズは今のところ3本用意されている。
今回使ったのが32-64mm F4のズームで、35mm換算だと役25-51mm相当の、広角から標準のズームレンズ。
さらに標準レンズとなる、63mm F2.8は防塵防滴仕様で35mm換算の50mm相当。中望遠レンズとなる120mm F4のマクロレンズがある。
そして標準のズームレンズ込みで100万円コース。高いのか安いのか。
気軽に持ち歩いて何でも撮るというカメラではないから、ハイクオリティーな写真が必要なカメラマンや、写真のためなら惜しまないという道楽な写真愛好家向きで、誰にでもってわけではないんだけれども、100万円出せばこのクオリティーのカメラが手に入る、ってことがスゴイと思う。
ちょっと重くて嵩張るけど普通のデジタル一眼の感覚で撮れて(よっこらしょって感じがないのだ。サクサク撮れる)この画質が手に入ると思えば高くない。いや高いけど、それだけの価値はあるし、これ持って、吉野まで桜を撮りに行きたいとか思っちゃう。
いやはや良いものを触らせていただきました。
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日本初の中判ミラーレス一眼の登場である。
APS-CサイズのXシリーズを展開してきた富士フイルムはその画質に定評があり、「フルサイズはやらないの?」と問われてきたわけだが、一足飛びにさらにでかいセンサーのGFXシリーズを投入したのだ。
左がAPS-CサイズのX-T2、右が中判サイズのGFX 50s。これだけサイズが違う
今回は「中判ってナニ?」って人に向けて(わたしも中判のフィルムは使ったことないし)、GFX 50sをレビューするのである。
結論をいっちゃうと、これがスゴかった。なんといっても写りがスゴいのである。
センサーサイズがこんなに違う中判デジカメの迫力
フィルム時代からカメラを使ってる人なら「中判」でピンとくるだろうけど、そうじゃない人は知らないよね。まあ、センサーサイズが35mm相当(いわゆるフルサイズ)よりずっと大きいのだ。
どのくらいデカいのか。
同じ富士フイルムのX-T2と比べて見た。
X-T2はAPS-Cサイズなので面積的には35mmフルサイズより小さい。いわゆるフルサイズのセンサーは両者の中間くらいと思っていい。
一目瞭然(りょうぜん)ですな。センサーサイズもマウント径も全然違う。同じメーカーのミラーレス機でボディデザインのテイストが似てるだけに、大きさの違いがよくわかる。
ちなみに左のX-T2は約2430万画素。右のGFX 50sは約5140万画素。面積では4倍弱、画素数では2倍強の差があるわけで、当然画素サイズもGFX 50sの方がデカい。
ボディの重さはEVF装着時で約920gと35mmフルサイズフラッグシップ機と比べるとずいぶん軽いのであるが、レンズが太くて重い(センサーがでかければ当然レンズ径もでかくなるから)せいか、ずっしりと感じる。
センサーがデカいと写りはどう違うのか。32-64mm F4のズームレンズでいつものガスタンクを撮ってみた。
中央部を等倍で切り取ったのがこちら。
これだけちゃんと解像してる。
すごい。桜の木でも見てみよう。
早咲きの桜が咲いてた(すでに満開過ぎてた)のでちょっと引いて全体を撮ってみたのがこちら。
中央を等倍で切り取った。
桜を引いて撮るときってかなり解像感のあるカメラとレンズじゃないとディテールがきれいに出ないのである。これなら花びらまでちゃんと解像してる。
一度この絵を見ちゃうとかなりヤバい。
いつもの人物写真を。
この描写力はすごい。顔をアップで撮らないで、とかいわれそう(いや実際にいわれた)。
被写界深度がすごく浅いのでフォーカスには注意すること。ちゃんと瞳に合わせるべし(って、瞳AFを使ったのだけど)。
で、手ブレ補正はついてないので、手ブレにも注意。
5000万画素もあれば僅かな手ブレが画質に影響を与えるのだ。
感度を上げちゃうか、しっかり三脚を使って撮りたい。
これは新宿の夜景をISO1600で手持ちで撮影。ギリギリって感じ。
スローシャッター時はカメラを固定すること。
一眼レフのようなミラーの動きがないし、ボディに重量がある分思ったよりは安定するが、凝視しないと分からないような微細なブレが画質に影響するのでそこは注意。手ブレしない達人でない限り、手持ちならシャッタースピードを速めに維持したい。
シャッターは1/4000秒まで。フォーカルプレーンシャッターだが、先幕電子シャッターと電子シャッターも用意されている。先幕電子シャッターの方が少し手ブレしづらい。
電子シャッターはもっと手ブレしづらいし最高で1/16000秒まで上げられるが、センサーサイズが大きいのでローリングシャッター歪みもでかい。用途を考えてって感じだ。
ISO感度はISO100から12800が標準。さらに拡張モードとして下はISO50、上はISO102400まで上げられる。
まあざっとISO6400までは常用できそうだ。
着脱式ファインダーと縦横チルト式モニター
構えてみると、センサーやレンズが大きいためずんぐりとしてて重みがあり、奥行きもあり、普通のデジタル一眼とは違うな、という重厚感がある。
普段はこんな感じ。
ファインダーが飛び出ないので収納性は高いが、手持ちで撮影するならファインダーは必須だ。ボディが重いため、ファインダーをしっかりのぞいた方が安定して撮れる。
そんなときは着脱式ファインダーの出番だ。EVFが付属するのである。
EVFの着脱はこんな感じ。
まあ気軽に持ち歩いてスナップを撮るカメラではないけれども。
ファインダーは大きくて見やすい。
背面モニターは上下チルトに加えて、X-T2で採用された横方向へのチルトにも対応。
三脚を使うときは背面モニターが両方向へチルトした方が無理な姿勢で画面をのぞき込まなくていいので便利。そういう用途がメインだろう。3.2型と大きな画面は約236万ドットと高精細でタッチパネルを搭載している。
操作系は同社のX-Pro2やX-T2をベースにしているが、そもそもターゲットもボディサイズも異なるため、そのままではない。
上面右肩には液晶モニター。電源オフ時は残り撮影枚数が、撮影時は撮影情報が表示される。バックライト付き。
これがあるため露出補正ダイヤル(の置き場所)はなく、露出補正ボタン+背面のダイヤルで行う。ボディが大きい分ボタンを押しながら回すのは慣れないとちょっと大変。
絞りはレンズの絞りリング。左肩にはISO感度、右肩にはシャッタースピードという構成だ。
背面にはフォーカスポイント用のジョイスティックを搭載。これでAFポイントを動かせる。AF枠はサイズも自在に変更可能。
AFは普通のミラーレス一眼と同等で、像面位相差AFを使った同社のX-T2やX-Pro2ほどではないがストレスはない。
ボタンが遠くて指が届きづらいことはあるが、基本的にミラーレス一眼の感覚で使用可能だ。
メディアはSDカードスロット×2。
バッテリーは専用の大きなものを横から出し入れする。三脚を使って撮影することを考えるとバッテリースロットは横にあった方がいい。
さらに側面にはUSB 3.0コネクター、マイクやリモートレリーズ用などインタフェースが集中している。
100万円コースだけど素晴らしいカメラ
で、GFX 50sはカメラとしてどうなのか、というと、素晴らしいカメラである。ずっしりして存在感があって、何より写りがいい。
解像感が高いとか、高感度に強い以上に、階調が柔らかくて滑らかで豊かなのである。
レンズは今のところ3本用意されている。
今回使ったのが32-64mm F4のズームで、35mm換算だと役25-51mm相当の、広角から標準のズームレンズ。
さらに標準レンズとなる、63mm F2.8は防塵防滴仕様で35mm換算の50mm相当。中望遠レンズとなる120mm F4のマクロレンズがある。
そして標準のズームレンズ込みで100万円コース。高いのか安いのか。
気軽に持ち歩いて何でも撮るというカメラではないから、ハイクオリティーな写真が必要なカメラマンや、写真のためなら惜しまないという道楽な写真愛好家向きで、誰にでもってわけではないんだけれども、100万円出せばこのクオリティーのカメラが手に入る、ってことがスゴイと思う。
ちょっと重くて嵩張るけど普通のデジタル一眼の感覚で撮れて(よっこらしょって感じがないのだ。サクサク撮れる)この画質が手に入ると思えば高くない。いや高いけど、それだけの価値はあるし、これ持って、吉野まで桜を撮りに行きたいとか思っちゃう。
いやはや良いものを触らせていただきました。
富士フィルム GFX50S用Hマウントアダプター H MOUNT ADAPTER G
価格: 72,414円 レビュー評価:0.0 レビュー数:0
本アダプターをFUJIFILM GFX 50Sに装着することで、 「GX645AF」用の交換レンズ「SUPER EBC FUJINON HC レンズ」計9本と テレコンバータ1本が使用可能になります。 ピント合わせはマニュアルフォーカスに限定されますが、 ボディのコマンドダイヤルで絞りを変更することが出来、 またレンズに内蔵されている「レンズシャッター」での撮影も可能です。 それにより、最高速度1/800秒での高速フラッシュシンクロが可能となります。 ・また、ボディと通信可能な電気接点を備えており、 各レンズの補正データなどを独自に作成、保存、適用することが可能です。 また、露出モードはマニュ
Supported by 楽天ウェブサービス
価格: 72,414円 レビュー評価:0.0 レビュー数:0
本アダプターをFUJIFILM GFX 50Sに装着することで、 「GX645AF」用の交換レンズ「SUPER EBC FUJINON HC レンズ」計9本と テレコンバータ1本が使用可能になります。 ピント合わせはマニュアルフォーカスに限定されますが、 ボディのコマンドダイヤルで絞りを変更することが出来、 またレンズに内蔵されている「レンズシャッター」での撮影も可能です。 それにより、最高速度1/800秒での高速フラッシュシンクロが可能となります。 ・また、ボディと通信可能な電気接点を備えており、 各レンズの補正データなどを独自に作成、保存、適用することが可能です。 また、露出モードはマニュ
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2017-03-31 04:43
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