テクニクスの最上級ターンテーブルついに登場。名機の系譜が復活!(Stereo Sound ONLINE) [ニュース]

https://rdsig.yahoo.co.jp/rss/l/headlines/prod/ssonline/RV=1/RU=aHR0cHM6Ly9oZWFkbGluZXMueWFob28uY28uanAvaGw_YT0yMDE4MDMyNy0wMDAxMDAwMi1zc29ubGluZS1wcm9k

 テクニクスは本日3月27日に、ダイレクトドライブ方式のアナログターンテーブルの「SP-10R」とアナログターンテーブルシステム「SL-1000R」を発表した。発売日は5月25日を予定し、価格はSP-10Rが80万円(税別)、SL-1000Rが160万円(税別)。いずれも受注生産となる。

【画像】製品を細かく解剖

 今回の2機種は、CESなどですでに公開されており、正式に発表された格好だ。ともにテクニクス最上級ライン「Reference Class(リファレンス・クラス)」のモデルとなり、2016年に発表されたSL-1200Gシリーズで培われた最新のノウハウを流用しつつ、最上級クラスに値すべく新たな技術が数多く投入されている。

 SP-10Rは1970年代~80年代に名機と称された「SP-10」シリーズを現代に復活させたモデルだ。当時のSP-10シリーズ同様にターンテーブル部と電源を内蔵したコントロールユニット部で構成される。ターンテーブル部の寸法はW365×H109×D365mm(質量は18.2kg)と、「SP-10MK2/MK3」を踏襲。当時のキャビネットを持っていれば、そのまま入れ替えられる。往年のファンには嬉しい仕様だ。

 SL-1000Rは、専用のキャビネットとトーンアームを一体にしたシステムで、ターンテーブル部とコントロールユニット部の内容はSP-10Rと同じ。寸法と質量はW531×H188×D399mm/40.2kg。コントロールユニットは、2機種共通で、W110×H84×D350mm/2.1kgとなる。

 正式発表に先駆けてテクニクス製品の生産を行なう栃木・宇都宮の「モノづくり革新センター」内で開催されたプレス向け内覧会より、2モデルに新しく投入された機能や技術を紹介していく。解説を担当したのは、パナソニック アプライアンス社 テクニクス事業推進室 CTOの井谷哲也さん井谷哲也さんと、同じくテクニクス事業推進室の三浦浩一さん。


■SP-10Rではコアレスモーターが高トルク化

 まずは、2モデルの共通部にあたる、ダイレクトドライブ方式のターンテーブルSP-10Rについて紹介していこう。

 ダイレクトドライブ方式で要と言えるのがコアレスモーターだ。今回採用されたモーターは基本構造こそ、既発売の SL-1200G (33万円/税別、2016年9月発売)とほとんど同じだが、各所に手が加えられている。

 大きく変更されたのは、内部に搭載されるコイルの数。従来は基板の片面に9コイルを実装していたが、新型ではより大きなトルクを生み出すべく、基板の両面9コイルずつに配置し、合計18コイルとした。また、上下コイルの位置を60度ずらして取り付けることで、基板の剛性を高めるとともにコイル間の相互干渉を抑えている。

 モーターの性能を比較するひとつの基準としてワウフラッター(回転ムラにより発生する周波数変動)の測定値が挙げられるが、新型モーターでは0.015%と驚くべき数値を叩き出し、安定した回転を実現している(SL-1200Gの時も、0.025%と驚くべき数値ではあった)。


■SP-10Rのプラッターは7.9kgのヘビー級。タングステン製ウェイトが安定した回転を生む

 続いては、プラッター部分について。モーターの性能が大きく向上し、より重いプラッターにも対応した。本機が採用するプラッターの質量は7.9kg 。3.6kgだったSL-1200Gのプラッターの実に2倍以上の重さだ。材質は10mm厚の削りだし真鍮、アルミダイキャスト、高減衰ラバーを重ねた3層式となる。

 さらに、真鍮層の最外周には比重の大きいタングステン製ウェイトが12個埋め込まれている。これにより、慣性質量は約1トン(1200Gは約430kg)まで高められた。タングステンとは熱に強い金属で大変希少価値の高いもの。同社では白熱電球のフィラメントにタングステンを使っており、ウェイトの加工もそこで培った技術が活用されているそうだ。

 プラッターは回転バランスにムラがあると余計な振動を発生させる。そのため、SL-1200Gの時と同じくブラッター1点1点にバランス調整を施している。本機ではその精度をSL-1200Gの1/5程度まで追い込んでいるという。

 コントロールユニット部は電源供給、ステータス表示、速度調整を担う。電源はスイッチング電源を採用する。ノイズの発生が避けられないが、別筐体とすることでターンテーブル部に影響するのを抑制している。また、ノイズを除去する独自の回路も搭載し、S/Nの向上にも寄与しているという。回転数は33 1/3、45、78回転/分に対応する。


■SL-1000Rは10インチトーンアームが付属。アームも2本増設可能

 SL-1000Rはシステム販売となる。キャビネットは、30mmの切削アルミ板と比重が大きく振動吸収に優れるというBMC(バルク・モールディング・コンパウンド)の2層構造。支えるインシュレーターは、亜鉛ダイキャスト製のハウジングの内部に、外からの振動を遮断するのに効果があるという、高振動減衰特性をもつ特殊シリコン素材「αGEL」を備える。なお、同じ構造のインシュレーターは台数限定で販売された「SL-1200GAE」でも採用されていた。

 トーンアームは、スタティックバランス型で基本設計はSL-1200Gで搭載されたものと同じ。長さは9インチから10インチへ変更された。長くなることでトラッキングエラーを小さくすることができ、より精密なレコード盤のトレースができるようになる。さらに、ハウジングをアルミ削り出しへ変更し、高さ方向の調整幅を0~15mmまで拡張した。内部配線素材は一般銅線から、OFCとなった。

 サブウェイトは従来の「小」+「中」に、さらに重い「大」が追加され、対応カートリッジが15.9~31g(ヘッドシェル含む)となった。出力ピンはDIN 5ピン(ストレートケーブルのみ対応)で、フォノケーブルは付属しない。

 トーンアームベースは着脱が可能。追加購入も可能で別売のベースは、SMEやオルトフォンなどの一部トーンアーム用に設置穴が開けられたものがラインナップされる。これらを初期のベースと交換することはもちろん、ターンテーブル部(つまり、SP-10R)の左と奥に取り付け用のネジ穴があり、それぞれ1枚ずつ増設できる。つまり最大で3台のトーンアームを取り付けられることになる。なお、取付け穴ないユニバーサル仕様のベースも用意されるが、穴開けサービスはテクニクスでは実施していない。今後、要望が多ければ他のトーンアーム用ベースの追加発売も検討するという。

 今回発表されたSP-10RとSL-1000Rは、3月28日より東京と大阪にあるパナソニックセンターのTechnics製品試聴ルームにて試聴ができる。試聴には予約が必要なので、同社HPより確認いただきたい。また、東京・代官山にあるDAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERYでも3月28日~4月1日まで展示・試聴を行なっているので、ぜひ実機をお確かめいただきたい。

【ポイント10倍】チェーンストラップ CSP-10R レッド オーエッチ工業  [収納用品 セーフティコード]【ポイントUP:2018年3月24日pm20時?3月29日am1時59】
価格: 1,026円 レビュー評価:0.0 レビュー数:0
「チェーンストラップ CSP-10R レッド オーエッチ工業  [収納用品 セーフティコード]」は、株式会社ホームセンターセブンが販売しております。メーカーオーエッチ工業 品名チェーンストラップ CSP-10R レッド 品番又はJANコードJAN:4963360343285サイズ-重量86商品説明●業界初、チェーンとウレタンコイルのハイブリット安全コードです。【用途】●工具等の落下、紛失予防。【機能】●安全コードのストレート部がチェーンになっており、2つ折の先端が折り返される事で作業時に絡みにくく、ひっかかりを防止します。【仕様】■線径:3.2mm。■自然長:700mm。■最大長:1450mm
Supported by 楽天ウェブサービス




SP-10MKIII 動作確認



つがる市のホテル・旅館情報の森
袖ヶ浜海水浴場のホテル・旅館比較口コミ
熊野古道 日帰りのホテル・旅館サイト
秋芳洞ホテル・旅館大特集
三陸復興国立公園のホテル・旅館サイト
下野市の最新ホテル・旅館情報
五色沼のホテル・旅館レビュー
天橋立ホテル・旅館大特集
矢板市の最新ホテル・旅館情報
飯田市立動物園のホテル・旅館を探してる?
日光東照宮 日帰りのホテル・旅館お得情報
昭和新山熊牧場のホテル・旅館濃い情報
芝桜 日帰りのホテル・旅館口コミ情報
門司のホテル・旅館
対馬 の格安ホテル・旅館
中尊寺の格安ホテル・旅館

nice!(0) 

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。